建築用語集       

匠 総合事務所提供

天端均し
(てんばならし)


 基礎などの天端を水平になるように平らに均すこと。

 基礎の天端が水平ではないと、家全体が傾いてしまう。基礎の鉄筋コンクリートが打ち上がった時点で、天端を直押さえするのが良いが、作業が難しいので最近では下記の工法が取られている。  

 液状になったレベラーという材料を、型枠のあいだに流し込んで水平面を作り出す。もしくは、型枠を解体し接着剤を塗ったあとで、左官屋が厚さ15mm前後のモルタルで基礎天端を均す。

 下の写真は、基礎脇に設けた木製定規にしたがって、天端をモルタルで均した状態。基礎の外側に水墨(みずずみ)を打っておく。

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