匠 総合事務所提供
瓦の葺き方で、野地板のうえに土をおいて瓦との馴染みを取りながら葺く方法。
通常は桟瓦とよばれる、瓦桟に引っかけて葺いていく瓦が使用されることが多いが、かつては土で瓦を止めていた。
土がズレないように土留め桟を打ち、そのうえに土を置いた。屋根全面に土をおくベタ葺きと、瓦が屋根接する部分だけに土をおく筋葺き(すじぶき)があった。
土をのせるので屋根重量がかさみ、ベタ葺きだと瓦と同じ位の重量になった。耐震的にも不利であったので、最近では少なくなった。
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