建築用語集       

匠 総合事務所提供

茶室
(ちゃしつ)


 お茶を楽しむための部屋。

 多くは茶道に則った小部屋で、炉が切ってあり、隣には水屋が設えてあることが多い。

 真行草の構えのうち、茶室は草といわれる構えで、もっとも柔らかい感じに仕立てる。広間に炉をきることもあるが、茶室という雰囲気は少なくなる。

 数寄屋(造り)に属する建築で、1室だけを作ることもあるし、茶室だけで1棟とすることもある。下の写真は茶室だけで1棟とした高台寺遺芳庵である。

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