建築用語集       

匠 総合事務所提供

真行草
(しんぎょうそう)


 和室などの仕上げ方の違いを、格式的に表したもので、正統的な様式から流麗な様式へと区別する指標である。

 真がもっとも格式ある表向きの様式で書院などがこれにあたる。行はふつうの日常に使われる様式。草は茶室などくだけた様式である。

 床の間脇床の構えにもっとも良く表れるが、建物全体にも真行草の構えや雰囲気が漂うものである。

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