建築用語集       

匠 総合事務所提供

突合わせ溶接
(つきあわせようせつ)


 8~30ミリ厚程度の鋼材をアーク溶接するときの方法。

 突合せ溶接は隅肉溶接と違って、接合される部材が一体化され、応力が溶接部を介して直接伝達される。そのため、強度の高い継ぎ手となる。

 柱と梁の接合部の梁とフランジの溶接など、主要な部材の接合に欠かせない溶接継ぎ手である。

 突合せ溶接では、母材の溶接を施す部分に開先とよばれるテーパーを設け、この開先の中に溶着金属を溶かし込むとともに、母材の一部も溶け込ませて一体化する。

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