建築用語集       

匠 総合事務所提供

建て入り
(たていり)


 柱などの垂直のこと。

 水平と垂直は、建築でもっとも大切な基準である。水平は遣り方から土台敷きのときに決まり、垂直は上棟のときに決まる。

 柱が垂直に建っていることは、下の図のようにして上棟時に確認する。柱などの建て入りが悪いと、建具の吊り込みなどに支障がでる。

 最近は真壁がへって大壁ばかりになり、大壁であれば建具枠で建て入りの調整ができるので、柱の建て入りにはあまり神経を使わなくなった。 

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