建築用語集       

匠 総合事務所提供

展開図(方向)
(てんかいず:ほうこう)


 室内の壁を、時計回りの方向に、順に押しひらいて描いた図面を展開図という。

 各室内の中心に立ち、通常、平面図の上部=北方向をAとして、順にB、C、Dと描いていく。平面図の余白部分には、下の図のような展開方向を示す印が記されている。それぞれの方向を展開方向といい、それぞれをA面とかB面と呼ぶ。

 設計図書のなかでも細かい施工に密接に関わる図面である。この図面を見ながら、室内の仕上げ施工が行われる。

広告

広告