建築用語集       

匠 総合事務所提供

隠し釘(かくしくぎ)
仮釘(かりくぎ)


① 隠し釘は見えない部分に、斜めなどから釘を打つこと。仕上がった後では釘は見えなくなる。落し釘ともいう。

② 仮釘は化粧合板などを接着して固定するとき、表面に釘跡を残さないように、釘頭にプラスティックを仕込んだもの。接着剤の乾燥後に、釘ともに引き抜く。

 接着剤が完全に乾燥してから、隠し釘はペンチなどで釘頭を折ってしまう。釘本体は残るので、固定力は接着剤だけより優れる。

参考=端金

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 いちばん左が隠し釘で、打ちきった後でプラスティックの部分ごと折ると、釘が材料の中に残る。
 右の3本が仮釘で、接着剤が乾燥した後は、プラスティックの部分をペンチでつまんで釘ともに引き抜く。

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