建築用語集       

匠 総合事務所提供

ロックウール


 ロックウール(岩綿)とは玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成した人造鉱物繊維である。  

 軽くて柔軟性があるので、ロックウールは断熱材として使用されている。現場への搬入も楽で、その場での切断作業も簡単である。  

 700度まで形状を維持できるだけの耐熱性能があるので、アスベストに代わる耐火被覆材としても使われる。また壁などに貼って吸音材としても使われる。

 ロックウール全面にシール(六面シール)をして、袋に包んでいる製品が多い。グラスウールに比べると若干高価だが、グラスウールのようにフカフカしておらず、きちっとした定型性がある。

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