建築用語集       

匠 総合事務所提供

輪(厘)掛け
(りんがけ)


 自然状態で乾燥させるために、伐採した木材を皮付き丸太のまま、山中の風通しがよく、日当たりの良い場所で、下の写真のように井形に組みおくこと。  

 1年以上にわたって輪掛けすると、乾燥がゆっくりと進むので、木材の色や質感を保存できる。機械乾燥より木質の維持には優れている。

 製材後、3~4ヶ月の室内養生で、含水率を25%程度に下げて出荷する。輪掛けするのは内地材に対してだけで、外材は機械乾燥させることが多い。

参考:グリーン材

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