建築用語集       

匠 総合事務所提供

コールテン鋼(こーるてんこう)
耐候性鋼板(たいこうせいこうはん)


 鋼板の表面に保護性錆(安定錆とも呼ぶ)を形成するように設計された鉄合金である。  

 コールテン鋼=耐候性鋼は、自身から発生する錆び①自体が皮膜となり、錆びがそれ以上の腐食を防ぐので錆止め塗装は不要である。

 大気中での適度な乾湿の繰り返しにより、表面に緻密な錆びを形成し、緻密な錆びが鋼材表面を保護していく。塗装しなくてもある程度の錆び層を形成してからは酸化が進行しなくなる。  

 下の写真のように錆びやすい海際の建物に使われたりする。

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