部屋の音の響き具合を、残響という。
残響時間が1秒とは、部屋のなかで音をだして、部屋の中に音が充満してから音を止めて、その音が60dbに減衰するまで、1秒かかること。
音楽観賞用のホールなどは残響時間は長いほうが良いが、声がはっきりと聞こえるには、残響時間は短いほうが良いとされる。居室などの残響時間を1秒以上にすると、話し声が聞きにくくなる。教室の残響時間は、0.7秒が理想とされている。
響きのいい部屋をライブといい、響きの悪い部屋をデッドという。室内の仕上げ材と下地の組合わせで、残響時間を変えることが出来る。
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