匠 総合事務所提供
壁の下地が木(小)舞だったころ、壁の土を一部塗り残して、下地を見せた飾り窓とした。下地が見えることから下地窓という。
下地になっている芦や竹がみえて、趣があると数寄者に愛でられた。塗り残し窓とも呼ばれた。下の図のように、壁際を蛤刃にするのを定法とした。
現代の数寄屋(造り)の住宅では、アルミパイプなどを使って、その意匠を借用することがある。
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