建築用語集       

匠 総合事務所提供

込み栓
(こみせん)


 柱と土台、または柱と桁などの仕口を固定するために、2材を貫いて横から打ち込む20ミリ角程度の堅木材のこと。  

 下の図の枘(ホゾ)の中央に刺さっている角材のことである。枘にも込み栓のための穴をあけるが、込み栓が枘を引っ張るように、少しズラして穴を開けておく。込み栓を刺すときには、鳴らしながら打ち込むと良い。

 貫通させた枘の先に打つのは鼻栓とよぶ。

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