樹皮を剥がすこと。
杉や桧の樹皮を、杉皮(すぎかわ)や桧皮(ひわだ)として使うために、人力で丁寧に皮を剥く。製材する直前に行い、杉と桧では皮の性質が異なり、桧の方が剥きやすく、杉の方が剥きにくい。しかし、通常は機械で剥いてしまう。
昔は屋根材として使われる事が多かったが、最近では塀や神社仏閣でわずかに使われるだけである。いまでは需要が減ったので、杉皮は山で切り倒した時に剥く。
欅などの広葉樹は、樹皮の下に虫が住み着きやすいので、チョウナなどの木工具で削るように剥いていく。樹皮の使い道はない。
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