Oriented Strand Board の略。
配向性ストランドボードと和訳されるが、OSB合板と呼ばれることが多い。木質ボードの一種である。
北米産のアスペン(ドロノキ)からストランドと呼ばれる木片をつくり、繊維が一定方向になるように並べて板状に成型したもの。
日本農林規格(JAS) では構造用パネルと呼んでいるが、この呼称は、木質系の構造用合板代替品全般について、規格として制定する際に作られた名称である。したがって、OSBの日本語訳が構造材としての構造用パネルというわけではなく、OSBはJASが定める構造用パネルの一種である。
そのままでは建材として利用しづらいので、柔らかで曲げ強度も弱い低質の広葉樹を加工して、構造用の材料に転換させたものである。
木材を薄い削片状にしてから乾燥させ、熱硬化性接着剤とともに積層し、高温のプレス処理を経て強固な板材にしている。合板と比較して、面内剪断力が大きいため構造材に適しているが、湿度や水分に弱いので湿気のあるところには使用できない。
下の写真はOSBを用いたTJ I ジョイストである。
1820×910×11で、¥1100程度
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