建築用語集       

匠 総合事務所提供

襟輪
(えりわ)


 柱などに長押廻り縁といった水平部材を取りつけるときの納まりで、下の図のように逆ハの字型に切り欠く仕口である。犬面(いぬづら)に欠くとも言う。

 柱を全部欠き取ってしまうと、柱の断面欠損が大きくなってしまうので、柱を全部欠き取らずに5分(15ミリ)くらいに止めるようにする。

 なお、を上から差して回り縁などを固定するのを定法とする。

広告

広告