養分が通って、周囲の木材質と一体化していた節で、削れば艶がでる。また、節の文様も美しい。
節とは枝を支える基礎のようなもので、立木の幹のなかへと枝の延長部分が伸びている。大風で折れたり、何らかの事情で枝が枯れると、節も死んで死に節となる。しかし、枝が生きている限り、それに対応する節も生きている。
若木のうちに、人工的に枝打ちをしてやると、樹木が生長して枝の後を覆っていく。そのため、下の図のAのように、枝打ちした後でも、節はのこって木材の一部となる。
枝打ちしてしまえば、節は外からは見えなくなる。しかし、内部には残っているから、製材したときに節として表れてくる。
反対語=死に節
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