コンクリートは水のように流れ込んではくれず、型枠を木槌で叩いたり、細い棒でつついたり、バイブレーターなどで振動を与えなければ、型枠に廻っていかない。
コンクリートを流し込むつもりでやると、ジャンカだらけの欠陥コンクリートになってしまう。そのため、現場では流すとか流し込むという言葉をきらい、打つとか打設という。
スランプが15~21程度のコンクリートが使われるが、硬練りのコンクリートは打設に神経を使う。コンクリートを密実に充填させるために、あえて流し込むとはいわない。
下の写真のように低い型枠だと、流しこむような感じになるが、それでも打つとか打設と言うことが多い。
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