建築用語集       

匠 総合事務所提供

入幅木
(いりはばき)


 通常、幅木は壁面より5ミリ程度出して納めるが、壁面より引っ込めて仕上げた幅木を、入幅木という。

 幅木の高さは、高いほうがゴツク、低いほうが柔らく見える。引っ込め方も同様で、引っ込めた段差の少ないほうが柔らかく見える。通常の幅木より、入幅木は壁の足元をスッキリと見せる効果がある。

 入幅木にするためには幅木を先に施工しなければならず、ソフト巾木が主流の現在では高価になる。

 入幅木にたいして、通常の幅木を出幅木と言うことがある。

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