匠 総合事務所提供
直交する部材が、二方から見えるとき、どこにも大留めを見せない納まり。
下の図の部材は、左手と下の部分が45°に掘り込まれており、これに組み合わされる部材も45°に削 られているので、矩手の見付きは先端部分しか見えない。これで何処にも留めはでないことになる。
床柱回りの長押の納まりなどに使う。木口に薄い板を糊付けして、雛留めの代わりとすることもある。
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