匠 総合事務所提供
昔に使われた基礎や土塀を作る方法。
木製の枠のなかに、深さ10センチくらいの土、小石や砂利、藁や粘土を入れて、蛸(たこ)などで密実に突き固める。その後、枠を外して上部に枠を組み直して、同じ作業を続けて、高い基礎や土塀をつくっていく。そのため、完成すると横に縞模様が現れる。
現在作られているのは、版築工法を真似たもので、ほとんどがセメントを混ぜている。版築は頑丈だが、おそろしく手間がかかる。我が国では、もはや使っていない。
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