屋外に比べて室内の気圧が低いこと。
水が高いところから低いところへ流れるように、空気のあるところでは、高い圧力の空気が低い圧力の空気へと侵入し、同じ気圧になろうとする原則が支配している。
換気扇などで排気を続けると、閉め切った室内は負圧になる。反対に空気を押し込んでやると、気圧の高い正圧となる。
室内が負圧になると、屋外と同じ気圧にしようとして、隙間から風が入り込んでくる。また、流入する空気で扉などが急に閉まったりする。
トイレに換気扇をかけてを負圧にすると、ドアの隙間から廊下などの空気が流入する。トイレを負圧にすると、汚臭は廊下などに出ていかずに換気扇で屋外に排出される。
トイレを正圧にしてしまうと、トイレの空気が汚臭をのせて廊下などに流出してしまう。そのため24時間換気ではトイレを負圧にしている。
広告
広告