匠 総合事務所提供
悪を追い払うための矢。
破魔矢は、破魔弓と対にして上棟式などの時に、鬼門の邪鬼をはらうために棟に飾った。
柱材などを弓(下図の右の2本)として、白い布を弦として使って矢(下図の左の2本)を固定した。鏑矢の男矢と雁股の女矢があり、男矢は下に向けて、女矢は上に向けて棟に固定した。
現在でも、上棟式などには竹と縄で簡単な弓矢をつくって、棟に飾ることがある。
小型のものは正月の縁起物として、神社などで配られる。
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