建築用語集       

匠 総合事務所提供

念書
(ねんしょ)


 特別の書式はないが、約束を記した文書である。

 確認書の一種で、後日のために約束した内容を、念のために書き記した書類である。  

 2人以上の当事者がむすぶ契約と異なり、一方の当事者が他方当事者に一方的に渡す形を取る。そのため、念書を渡したほうだけが義務を負うことになる。

 契約書の内容であれば、収入印紙を貼る必要がある。なお、念書を書いて渡すことを、念書を差し入れると言うことが多い。念書には法的な位置づけがないため、、後日、念書の有効性が問題になることが多い。

広告

広告