建築用語集       

匠 総合事務所提供

徳利ジャッキ
(とっくりじゃっき)


 重い物を吊るのを坊主とか、クレーンもしくはガイデリックというのに対して、下からささえて持ち上げる物をジャッキという。  

 ジャッキにはさまざまな種類があり、パンタグラフのように菱形に伸びる物はパンタジャッキとか三角ジャッキとよぶ。  

 下の写真のように徳利型をして、笠歯車とスクリュウを組み合わせた部分を鋳物ケースにおさめてあり、中央が油圧でせり上がるものを徳利ジャッキと呼ぶことがある。英語ではボトルジャッキという。

 捻子を切った昇降部を箱に納めた物は箱ジャッキといったが、最近では見ることが少なくなった。

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