建築用語集       

匠 総合事務所提供

鳥居配管
(とりいはいかん)


 障害物を避けるために上に凸型に配管すること。下図のような形が鳥居に似ているので鳥居配管と呼ばれる。  

 給水管など圧力がかかっている配管は上り勾配に配管するが、一度上向きに登った配管を下向きになるような配管をすると、頂天部の管内に空気がたまり易いので避けるべきである。

 ふだん水が詰まっている配管に空気がたまると、空気の影響で流量が変化し、ウォーター・ハンマーや振動を起こしやすくなる。

 鳥居配管が避けられない場合は、頂天部に空気抜き弁を設置する。

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