建築用語集       

匠 総合事務所提供

赤水
(あかみず)


 赤錆びの混じった水のこと。

 水道の蛇口から赤い色をした水が出ることがあり、それを赤水と呼んでいる。紅茶のような赤水から、ほんとうの赤茶に濁ったものまで様々である。鉄管を水道管として使用し、古くなった場合に赤水がでる。
 流し始めにでる場合と、ずっと出続ける場合がある。前者の例が多く、住宅内の配管(所有者の財産、管理)が錆びて、その錆が水道水に混入するためにおきる。

 錆(サビ)は鉄分なので、健康にはまったく影響はない。しかし、鉄くさかったり、おいしくなかったりする。下の写真は磁気テープで、これを給水管にまくと、赤水が止まると宣伝するが、根本対策は、配管の交換である。
 最近では水道管(給水管)に鉄管ではなく、塩ビ(VP・VU)管架橋ポリエチレン管を使うことが多くなったので、赤錆が出ることは少なくなった。

広告

米国プライスレスプロダクツ社

広告