建築用語集       

匠 総合事務所提供

赤土
(あかつち)


 腐食物の少ない土で、地表の土を30~50センチ程度取り除いた後に出てくる赤茶色の土である。植栽に使われる黒土などと区別するために、ごく普通の土を赤土ということもある。水の浸透性は悪く、雨が降ると滑りやすくなる。

 木造住宅の床付け面としては良質のものである。別名を関東ロームという。埋め戻したのではなく、初めて空気に触れた切り土であれば、スウェーデン式サウンディング試験などの地耐力試験をするまでもなく、5トン/㎡までの荷重に耐えることが期待できる。

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