建築用語集       

匠 総合事務所提供

陽疾(反木)
(あて)


 木材の繊維が、他の部分とはちがって不均質で、不自然に曲がりくねった部分。

 傾斜面など特殊な生育条件下で育った木材に発生しやすく、他の部分に比べて色が濃く粘りがなく硬くなっている。アテのある木材が、市場に出ることは少ない。建築用材に不向きであるが、その木目をうまく使うと、おもしろいものが出来る。数寄屋造りなどで珍重されることもある。

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