板ガラスを約700度まで加熱した後、ガラス表面に空気を吹きつけ、均一に急冷し、表面に圧縮層を持たせガラスのこと。テンパーガラスともいう。
強化ガラスは、同じ厚さの板ガラスに比べると3~5倍の強度を持つため、割れにくいとされる。また、割れた場合にはガラス全面が、下の写真のように小さな粒状になる。しかし、合わせガラスと違い、防犯を目的としたものではない。
強化ガラスはガラスそれ自体に蝶番を付けることができるので、枠のないガラスだけの扉を作ることが可能である。強化加工したガラスには、あとで裁断や穴あけ加工ができないので、発注するときにはサイズに注意が必要である。
強化ガラスの価格は1830×900×12で5万円くらいだが、扉になった状態では20万円くらいとなる。
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