銅に発生する錆び①である。
銅の錆は青緑色になることから、緑青と呼ばれている。銅(板)の表面に皮膜を作り、内部の腐食を防ぐ効果や抗菌力がある。
緑青は毒性があると言われるが、緑青には毒性はなく迷信である。給湯に銅管をつかってもまったく問題ない。
下の写真のように、緑青を均一に美しく発錆させるのは、なかなか難しい。大気が汚染されていると、緑になる前に黒ずんでしまう。
人工的に加工して緑青を発錆させたものもあるが、風情に欠ける。なお、銅細工をするときは、軍手などの手袋をしないと、手垢で汚れてしまう。付着した手の脂は、発錆に悪影響がある。
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