建築用語集       

匠 総合事務所提供

寄り墨
(よりずみ)


 本来、を打ちたい場所に、障害物があったり何らかの事情でうてないとき、そこから1尺(≒30センチ)とか、1メートル離れた場所に打つ墨。逃げ墨ともいう。

 部材の切断される部分に芯墨がある場合、芯墨から1尺(≒30センチ)とか、1メートル戻ったところに打つ墨を、返り墨という。1尺戻った墨は、尺返り(墨)という。

 間違えたときに印す墨を躙(にじ)り墨という。

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