建築用語集       

匠 総合事務所提供

脂松
(やにまつ:こえまつ)


 <やにまつ>とも<こえまつ>とも呼び、樹齢300年程度の赤松黒松の、脂を含んだ赤味の部分をいう。  

 脂松は樹脂分がひじょうに多く、磨くと透明感のある光沢を放つ。銘木中の銘木として扱われてきたが、近年には貴重品になった。

 床柱框①に使われたが、現在では高級な工芸品の材料となっている。

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写真は<乃ノ実日記>から

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