木材が乾燥のために伸びたり縮んだり変形すること。狂うともいう。
木材は伐採されて用材されても、生きているので伸縮をくり返して変形する。木材は長手方向にはあまり縮まないが、幅は大きく縮んだり伸びたりする。また、板材は凸状に反ることがある。
木材の樹皮近くは水分が多く、大きく収縮するので、木口から見ると木表の方へ凹型に反りやすい。
建築が完成した後は、なるべく動いて欲しくはない。木材は押さえたりして固定すると、暴れることは少なくなるので、暴れを防ぐために裏側に吸付き(桟)などを仕込んで、木材の動きを制御する。
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