匠 総合事務所提供
溝の内部を仕上げるための鉋(カンナ)で、底取り鉋と脇鉋(=脇取り鉋)の2丁で1組として扱う。
建具の走る溝が7分(21ミリ)であるため、7分幅の底取り鉋がよく使われる。底取り鉋の削る原理は、ふつうの平鉋と同じだが、鉋屑が側面に排出されるのが違う。
下の写真は底取り鉋。脇鉋には右勝手と、左勝手がある。
樋鞍(ひぶくら)と違って、ともに裏金つきの鉋である。
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