塊状のものをブロックというが、建築ではセメントと砂を混ぜて型に固めたものをいう。
ブロックは、縦×横=200×400サイズで、厚さは100、120、150 が使われている。コンクリート・ブロックともいうが、練り物とは呼ばない。 A種、B種、C種とあり、A種は軽量ブロックで、力のかからない間仕切りなどに使用される。
B種、C種のブロックを使って、鉄筋を入れたブロック造は、耐震壁としても使うことができ、耐震的にも丈夫で優れた構造部材である。
1.2メートルを超えるブロックの塀は、3.4メートル以下毎に控え壁を設けなければならない。ただし、2.2メートル以下とすること。
職人2人と手元1人で、180個のブロックを積むのを標準とするが、1日に積む段数は5段までとする。
最近では、ブロック職人がいなくなっているので、今後は規模の大きなブロック建築は施工が難しくなるだろう。
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