ペリメーターとは、ある平面(またはエリア)の周辺部分のことで、事務所ビルなどに使われる空調(空気調和)概念である。
事務所ビルは、熱負荷の特性から、執務空間であるインテリアゾーンと、窓際のペリメータゾーンに分けられる。
インテリアゾーン(室内ゾーン)は照明やOA機器の発熱、また人間の熱によって、年間を通して冷房が必要である。
それに対して、ペリメータゾーン(窓際ゾーン)は、外気温や日射などの影響を受けて熱流が変化し、夏は冷房、冬は暖房が必要となる。
ペリメータゾーンは窓のガラス面からの輻射熱、および対流熱の影響を受ける範囲であり、一般的には窓から3~5m程度と考えられる。
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