木材を地面に直におくと汚れたり腐ったりするので、枕になる部材をおいてその上に材木を置く。その枕木を厘木という。
2本の厘木に捻れがあると、材料が歪うので、2本を平行に設置すること。とくにコンクリート打ちされていない土だと、木材の重みで不同沈下するので注意が必要である。
現在では、木材をフォークリフトで移動するので、フォークリフトの爪が入る隙間でもある。
木材を密着させて横積みすると、密着した面にカビが生じる。そこで木材のあいだの通風を確保するために、筋を挟んで積んでおく。筋の厚さを揃えておかないと、材料が歪う原因になる。
なお、地面とのあいだではなく、材料同士のあいだに挟む部材は筋(すじ)とか桟(さん)と呼ぶ。
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