二つ折りの図面を開いた左右を見開きという。見開きにすると、何枚にもわたる設計図書を全面展開して見ることが出来る。
見開きにすると観音開きになることから、二つ折りの図面を貼り合わせたものを、観音製本とか見開き製本という。また、製本後には背になることから、背張り製本とも呼ばれている。
観音製本は、一枚の図面が全部見えるようになるために見易い。比較的に安価であるので、工事用の図面を携帯したり、保存したりするのに使われている。
図面をキャドで描くようになって、図面サイズがA3を使うことが普通になった。そのため、二つ折りにしてA4サイズに観音製本をすることが多い。
発注者にわたす竣工図は、金文字・箔押しとすることが多い。
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