建築用語集       

匠 総合事務所提供

観音開き
(かんのんびらき)


 両開き建具の開閉形式ことで、二枚の扉が中央から手前に開く形式をいう。左右の蝶番を軸とする、二枚の開き戸で構成される。  

 観音菩薩像を納めた厨子の多くが、このような形の扉を持っていることに由来する呼称である。玄関扉のような大きな扉から、家具の扉など小さな扉まで使用される。

 二枚の戸の大きさに大小があるときは、親子観音扉という。

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