太陽の熱を屋根の集熱器で取り込み、暖まった空気を1階の床下に導き、室内を暖めたりお湯を採ったりする空調システムのこと。
奥村昭雄が考案した空気集熱式のパッシブソーラー・システムで、現在はOMソーラー株式会社が市販している。完全に電気動力を使わないというわけではなく、屋根の熱を床下に送るには電気のモーターをつかっている。
ほんのりとした暖かさが実現されるが、家全体を換気するので、完全乾燥材か集成材などを使わないと 木材の噛み合いが緩んでくる。
下の写真の屋根のうえに太陽光発電パネルのように見えるのが集熱器である。
OMソーラーを使うには、部材の供給を受けるためOM会員になるか、OM会員工務店に依頼する必要がある。
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