匠 総合事務所提供
45°の勾配のことを、矩勾配という。
引渡し勾配が45°をこえる勾配を、<矩が返る>と呼ぶ。
矩(かね)とは直角のことだが、我が国の大工たちは勾配を下の図のように、底辺と高さの関係で表現した。そのため、底辺と高さが同じ直角三角形のなす角度、つまり45°の勾配を矩勾配と言うようになった。
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