建築用語集       

匠 総合事務所提供

浄化槽(じょうかそう)
合併処理浄化槽(がっぺいしょりじょうかそう)


 公共下水が未整備の地域で、住宅の敷地内に設置された汚水排水を浄化するための設備。

 かつては汚水排水や雑排水を集めて、固形物の沈殿による固液分離機能などに期待した単独処理が多かったが、現在では浄化槽といえば、微生物の浄化作用を併用した合併処理浄化槽をさす。

 住宅規模の浄化槽では5人槽が最小で、浄化槽:1.0 m3/日(1人当たり1日水量0.2m3、流入BOD濃度200mg/L)の能力を持ち、製造メーカーが独自に設計し、構造、容量、性能評定を行い認可、製造されている。

 空気を送り込むためのモーターをまわす電源が必要で、1年に1度の点検が必要である。浄化能力は大変に優れている。

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(有)安川商事のサイトから借用

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