建築用語集       

匠 総合事務所提供

箆絞り
(へらしぼり)


 スピニング加工とも言い、回転体の成形につかわる工法である。  

 金属の平板を回転させながら、ヘラを押し当てて少しずつ変形させて、お椀のような成形をする。

 型がいらないので、少量種の成形に適しているが、へらに加える力を加減しながら加工する必要があることから機械化は難しく、高い技能が要求される。  

 建築では擬宝珠などに篦絞りをつかって作られている。

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