建築用語集       

匠 総合事務所提供

受水槽
(じゅすいそう)


 水を貯める装置で、多くは公共水道から水の供給を受けている。  

 1戸建て住宅では、公共水道から直結にすることが多いが、共同住宅などの規模が大きくなると大量使用に備えて、水タンクを設けることがある。飲料用の受水槽は、周囲に空間を60センチ程度あける必要がある。

 1年に1回の清掃などの維持管理が必要だが、普通の住宅でも、地震に備えて受水槽を設置するのは良いことだろう。また、雨水のリサイクルなど中水用にも、受水槽は検討の価値はある。

 最近、小規模なマンションで水道本管と直結させることが流行っているが、直結では停電したら、たちまち水が使えなくなるので、維持管理に手間がかかっても受水槽は残したほうが良い。

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