匠 総合事務所提供
地中のある部分から下にいくと、常に水分を含んでいる面が始まる。その面を常水面という。
常水面のラインはそれぞれの場所によって異なり、深いところも浅いところもある。また、近所で大規模な土木工事があったり、地下水を大量に汲み上げたりすると、同じ場所でも水位が変わる。
常水面より下まで掘削するときには、湧水を釜場にしぼり排水のために水中ポンプをつかう必要もある。
松杭を使っていた時代には、松杭を常水面より下に埋設することが求められた。常に水につかっていると、松杭は腐食しない。
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