建築用語集       

匠 総合事務所提供

吸付き(桟)
(すいつき:ざん)


 幅広板を反らせないために、蟻溝をきって繊維に直角に木材を差し込む加工方法。

 板目の幅広板は反りやすく、反りを防ぐために吸付きを切ることになるが、蟻溝の深さの設定が微妙である。蟻溝を切った部分は、他の部分より厚みが薄くなり、板厚に違いがでるので、蟻溝の部分で変形をおこしやすい。

 差し込む木材である男木を吸付き桟という。

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