2つもしくは3つの材料が取り合うときの細工の仕方、もしくは完成した状態。
現場でもっとも多く使われる言葉の一つで、納まらないと大変なことになる。すべての職人たちは、納めるように仕事をしている。設計図書に描かれている通りに施工すると、設計図のようには納まらないことがあり、現場の施工者たちが工夫して完成させている。
外から見ると同じ見え方でも、内部をどう作るかで悩むところである。後日の経年変化を考えて、もっとも素直な仕組みを作ることが良いだろう。納まりが良いとか、悪いという。
設計のときに考えられた細部をディテールというが、納まりとは施工上の用語であり、ディテールよりも広い意味をもっている。設計者はディテールを考え、現場は納まりで悩む。
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