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痘痕、気泡(あばた)
 コンクリートが充分にまわらずに、空隙ができた部分。大きなものはジャンカと呼ぶ。小さなものは痘痕とか豆板とも呼ぶ。痘痕面からきた言葉だと思われ、コンクリート打込み時に巻き込んだ空気が型枠面に残って露出したもの。

 コンクリートを打設するとき には、型枠のなかにコンクリートを上から流しこんでいくが、棒で突いたりバイブレーターをかけないと隅々まで入っていかない。また、コンクリートが固練りで流動性が低いと廻りにくい。空隙ができてしまうと、その部分をハツッて補修する。しかし、コンクリートは一度固まってしまうと、後打ちのコンクリートとは一体化しないので、痘痕ができると欠陥部となってしまう。

 下の写真は、長さが60センチ以上もあり、痘痕と呼ぶには大きすぎる。表面に留まっていないので、ジャンカと呼ぶべきだろう。鉄筋も露出している。長年の雨にさらされて、鉄筋も錆びている。少なくとも補修はすべきである。
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